うきはの地元愛
新年明けましておめでとうございます。
毎日の厳しい寒さとコロナ禍に負けないように、出来ることを確実にやっていかなければと思う今日この頃です。
さて、昨年のことですが、地元(うきは市)で起業を検討している若いメンバーの方々の集まりに参加する機会がありました。
取り組もうとしている新規事業は様々で、最新のITを活用するものもあれば旧来の事業を新たに掘り起こそうというものもありました。
そこでは、先行きが見えない最近の世情の中でもしっかりとしたビジョンを持ち、積極的に道を切り開こうとする熱気がビシビシ伝わってきました。
そこでの起業家の方々の話を聞いていると、「自分が生まれ育った地域(うきは市)を元気な町にしたい」、「ビジネスで雇用を創出して
地元に貢献したい」、「地域の将来の担い手となる子ども達のためにより良い地域社会にしたい」などと、皆さんの考えに共通しているものは
「究極の地元愛」ともいえる強い想いです。
起業するからには利益(儲け)を追及することは勿論で、その点は十分に熟考されております。
しかし、ただ自分さえ良ければ(儲ければ)それで良いという私欲ではなく、他人のためという「利他の精神」に大変感銘を受けました。
よく人に施しをすると自分に返ってくると言われますが、それは直接的な見返りを受けることではなく、自らの活動が社会全体を循環して
自分自身の周辺の環境が良くなっているということではないかなと思います。
若い気概のある起業家に負けないように自分も頑張っていかなければと思いました。